宣教論に関すこと

1960年代から1980年代にかけて提出された宣教に関する主張と重要な出来事、という題で原稿を書いた。日本基督教団のことである。紙面の都合で5000字にまとめた。
日本基督教団は1941年に日本における福音主義教会が合同して設立された合同教会である。1950年代に信仰告白が制定されて一つの教団として整えられていった。
教会には聖書(正典)と信仰告白と職制とが必要条件とされているが、それぞれ合同した旧教派の伝統に従って各個教会は存立していたが、信仰告白制定 によって日本基督教団として公同の教会の交わりに入ったのであろ。そして、1960年代から礼拝や宣教を整えるべく種々の作業が始まるのであった。
宣教基本方策、宣教基礎理論が1963年までに作られ、社会活動に関する基本方針が1966年に定められた。それらは半世紀を越えた現在において正式な方策、基礎理論、方針として現存している。もちろん、今もそれらが妥当性を有しているということではない。もっとも、社会活動に関する基本方針は現在でも通用するもので、理解を深め、共有することができたら良かったと思う。
それらが、今もそのまま現存している理由は、1969年に始まった教団紛争のためである。ヘルメットとゲバボウによって象徴される、暴力と威嚇によって、会議が崩壊させられ、ラディカルナな新左翼運動に影響された人々とそれに同調する人々によって教団政治が席巻されたのである。彼らはその思想を教団に持ち込み、奇妙な宣教論を蔓延させた。それは、建設的なものでも、歴史形成的なものでもない、一種のユートピアニズムである。そのために教団は混迷し、立ち往生することに。それが理由である。
そのあたりのことを、もう少し詳しく論述したのでありました。

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